新屋 俊明(医長)
| 卒業年: | 昭和63年 |
|---|---|
| 出身医局: | 長崎大学歯学部 |
当科は口腔外科を基盤とし、口腔領域に発生した腫瘍、外傷、炎症、顎関節症などの口腔外科疾患および全身管理を要する有病者の歯科治療を行っています。
一般的な歯科口腔外科的治療の他に、下記の治療も行っています。
新屋 俊明(医長)
| 卒業年: | 昭和63年 |
|---|---|
| 出身医局: | 長崎大学歯学部 |
三島 優美子(医師)
| 卒業年: | 平成29年 |
|---|---|
| 出身医局: | 鹿児島大学歯科 |
| 専門分野: |
日本口腔外科学会専門医・口腔外科認定医 歯科医師臨床研修指導歯科医 |
田畑 雅士(医師)
| 卒業年: | 昭和59年 |
|---|---|
| 出身医局: | 鹿児島大学歯学部第一口腔外科 |
| 専門分野: |
日本口腔外科学会専門医 緩和ケア研修修了 |
写真は右舌がんの患者さんで、ほぼ、舌半分が癌に占められていました。
当科ではできるだけ、舌の機能を温存するため、手術前に放射線治療、抗がん剤による化学療法を行い、
腫瘍を出来るだけ小さくします。約1ヶ月の治療でほぼ、腫瘍と潰瘍は無くなります
腕からの皮弁手術でほぼ舌半分を切除し、腕からの皮弁にて再建します。
舌半分切除した後でも、食事も会話にも支障がなく、日常生活ができています。
口を開け閉めする時に顎に痛みや雑音がおこる顎関節症という疾患です。原因は噛み合わせの異常や、精神的なストレスが原因とされてます。
治療法としては、Cadiaxという機械を使って、下顎運動の基本運動を記録し、顎関節症の病体を把握します。
咬合器に連動していて、顎関節の動きを再現できます。歯並びの異常を診断し、咬合治療を進めて行きます。
当院歯科口腔外科では全身麻酔下での手術、化学療法、頭頸部の放射線治療を行う当院がん患者に対して
を期待して、周術期口腔機能管理(口腔内診査、歯周組織検査、X線検査、口腔清掃指導、歯石除去、う蝕治療、保存不可能歯の抜歯、動揺歯牙の固定、歯内治療、義歯調整、義歯修理、義歯新制作、スペーサー製作、口腔の疼痛管理、口腔乾燥防止処置)を提供しています。
令和3(2021)年度は738例、令和4(2021)年度は669例、令和5(2023)年度は736例の当院がん患者等に対して周術期口腔機能管理を新たに実施しています。
また、院内口腔ケア・摂食嚥下部会、NST(栄養サポートチーム)に参加して、当院入院患者に対する口腔衛生管理、口腔機能管理を実施しています。
当院では歯科治療が困難な方に対して、全身麻酔下での歯科治療が可能です。
宮崎、鹿児島では唯一の障害者学会における認定医指導医である森主宜延先生が月1~2回、当院で歯科治療を行っております。
また、障害者歯科認定医のための臨床経験施設指定の登録がされました。予約制ですので、ご希望の方はご連絡下さい。
元鹿児島大学歯学部麻酔科助教授の横山幸三先生による口腔顎顔面領域のペインクリニックを行っています。頑固な顎顔面領域の疼痛や知覚麻痺、顔面神経麻痺等の治療を希望される方はご連絡下さい。