消化管内科ではこれまで同様、上部下部内視鏡検査による消化管の診断ならびに治療を行っていきます。上部では癌が疑われる病変に対して狭帯域光観察(NBI:Narrow Band Imaging)を用いた診断をルーチンで行い、下部では拡大内視鏡を用いて病変の早期診断・早期治療に努めて行きます。
いよいよ胃癌検診に内視鏡検査が導入されるようになってきましたが、これにより早期の段階で内視鏡検査を行う患者さんが増加すると考えられますので、今後さらに気を引き締めて頑張りたいと思います。また、もう一つのテーマであります炎症性腸疾患につきましても引き続き専門的な診断・治療を行っていきます。
これからさらなる高齢化社会を迎え、胃瘻造設を必要とする患者さんが増えることが予想されますが、胃瘻造設のみならず管理・栄養療法に関することもご相談下さい。今年はNST教育認定施設として2年目の40時間実習を計画していますが多くの施設より問合せを頂いており、この地域のニーズ高さを痛感しています。
当科では少しでも先生方のご要望に応えられるよう努力していきたいと思いますので御指導・御鞭撻の程、何卒宜しくお願い申し上げます。
駒田 直人(副院長)
卒業年:昭和61年
出身医局:宮崎大学第二内科
専門分野:日本消化器病学会専門医
日本消化器病学会指導医
日本肝臓学会専門医
日本肝臓学会指導医
日本内科学会認定医
日本静脈経腸栄養学会認定医
藤原 利成(医師)
卒業年:平成19年
出身医局:宮崎大学
専門分野:日本内科学会認定内科医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医
更新日:2021.03.31
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