当科では、手術室内での麻酔管理および手術室の運営・管理を主に行ってます。 以下の4つの理念に基づいて手術室スタッフ一同、手術に臨んでおります。
第1に安全性の確保
第2に患者およびその家族との良好な関係の確立
第3に患者およびその家族の快適性の向上
第4に手術室の機能性・効率性の向上
平成14年7月以降は、麻酔科医3名で診療を行っています。当院では年間約2,000件の手術が行われ、そのうちの7割を麻酔科管理で行っております。麻酔科管理では手術内容や患者さんの状態を考慮して、全身麻酔や神経ブロック(硬膜外、脊椎麻酔を含む)を使い、出来るだけ安全な麻酔管理を行うように努力しています。術後鎮痛については、硬膜外持続注入法や麻薬の継続静注法などを用いて、患者さんの状態に応じた疼痛管理を行っております。緊急手術には当番を決めて、365日24時間対応できる体制をとっています。
他治療科との綿密な連携の下、上記の理念を実践していく所存です。