患者の皆様の権利と責務

1. 患者の皆様のだれもが、個人の尊厳を尊重され、平等に安心して最善の医療を受ける権利があります。
2. 病気や診療及び治療内容について納得できる十分な説明と情報を受ける権利があります。
3. 治療法など自ら自由に選択できる権利があります。
4. 診療における個人情報の秘密が守られ、プライバシーが守られる権利があります。
5. 患者の皆様自身の診療録の開示を求める権利があります。
6. 納得いく医療の提供を受けるため、医療に関する説明などを受けたときは、十分に理解できるまで質問し確認できる権利があります。
7. 全ての患者の皆様が平等に適切な医療を受けられるよう、他の患者さんや病院職員に支障を与えないよう配慮する責務があります。

都城医療みやこのじょういりょう センター 子こ どもの医療憲章 いりょうけんしょう

1. 人ひと として大切 たいせつにされる権利けんり

   ひとりの人として大切にされ、生きる権利を持っています。

2. 最善さいぜん の利益りえき を受う ける権利けんり

   医療・看護のすべては子どもの健康・発達・将来を最優先に考えます。ご家族と相談しながら最良の治療方針を選びます。

3. 安心あんしん ・安全あんぜん な環境 かんきょうで生活せいかつ する権利けんり

   清潔な環境を保ち、不必要な刺激を減らして安全に過ごせるよう環境に配慮します。痛みや不快感をできるだけ少なくする工夫を行います。

4. 家族かぞく とともに育はぐく まれる権利けんり

   親子のふれあいを大切にし、お父さん、お母さん、またはそれに代わる人とできる限り一緒にいられるよう配慮します。また、新生児期には、授乳、抱っこ、面会の機会を尊重します。

5. 情報じょうほう を知し り、わかりやすく説明 せつめい を受 う ける権利けんり

   ご家族は、子どもの状態についてわかりやすく丁寧な説明を受けることができます。また、赤ちゃんのサイン（泣く、表情、動きなど）を注意深く観察し、子どもの気持ちを受け止め対応します。さらに、子どもは自分の意志や意見を伝える権利を持っています。

6. 希望きぼう と異こと なるときは理由りゆうを 説明 せつめい してもらう権利けんり

   ご家族の希望と医療上の判断が異なる時は、なぜそうなったかをきちんと説明します。

7. 差別さべつ されない権利けんり

   すべての子どもが平等に必要な治療を受けられます。差別されることなく、こころやからだを傷つける行為から守られます。

8. プライバシーが守まも られる権利 けんり

   子どもやご家族のプライバシーを守ります。個人情報は適切に管理します。
   （必要な情報共有はご家族の了解を得て行います。）

9. 病気びょうき のときも発達はったつ への支援しえん を受う ける権利 けんり

   子どもの成長に合わせ、音、光、柔らかな声かけなど、発達を促す環境を整え、医療とともに子どもの「育ち」を支えます。また、どんな時でも子どもの年齢や症状にあった遊ぶ権利と学ぶ権利を持っています。

10. 訓練くんれん をうけた専門せんもん スタッフからケアを受う ける権利けんり

    都城医療センタースタッフは継続的な研修を受け最新の知識と技術で安全かつ最良な医療を提供します。

11. 将来しょうらい にわたり医療 いりょう や支援 しえん を受う ける権利けんり

    退院後も成長に合わせて地域医療や支援機関と連携し、子どもの成長と生活を見守ります。